数学オリンピックの勉強に役立つ海外のサイト

数学オリンピック対策(主にJMO本選以降)に役立つ海外のサイトとその使い方を紹介します。

IMO公式サイト

1:International Mathematical Olympiad

国際数学オリンピック(IMO)の公式サイトです。

  • PROBLEMSから過去問を全てダウンロードすることができます。2006年以降はShortlist(コンテストの問題候補)も含めて解答が全て載っています。
  • TIMELINE→適当な年度→STATISTICS,とクリックすることでその年度の各問題の得点分布や平均点が分かります。やみくもに平均点が低い問題を解くよりも平均点が高めの問題で演習するのがオススメです。
  • RESULTSから各国の過去の順位一覧が分かります。眺めてるだけでけっこう楽しいです。

その他海外のサイト3選

2:AoPS

IMOをはじめ各地の数学オリンピックの過去問がたくさん載っています。問題番号をクリックすると(有志による)答えが載っているページに飛べることがあります(間違っていることもけっこうあります)。

3:imomath

Trainingから様々な教材が閲覧できます。ちなみに,Bookで紹介している「IMO Compendium」という本は数学オリンピック事典の英語バージョンのようなものです。

4:Canada IMO Training

数学オリンピックの強化合宿で使われた教材を公開してくださっています。かなりマニアックです。難しくて理解できないものもありますが,様々なテーマの教材があるので自分の好きな分野だけでも見てみるとよいでしょう。

英語で数学の文献を読むことについて

最初は英語を読むことに抵抗があるかもしれませんが,英語の文献が読めるようになると圧倒的に世界が広がります。

数学独特の単語や言い回しに慣れてしまえばむしろ日本語よりもスッキリしていて読みやすいものが多いです。

特に,高校数学レベルでは専門用語の数も限られているので(最初はそのつど調べないといけないので多少不愉快ですが)短期間で慣れることができると思います。

ぜひ英語にもトライしてみてください!

世界は広いですね。