2014/05/22

微積分/基礎の極意[本]

分野: 参考書

大学受験関連のおすすめ書籍の紹介です。

書籍情報

注意:以下の情報は初版に関するものです。

微積分/基礎の極意

著者:栗田哲也,福田邦彦,坪田三千雄

ボリューム:全128ページ(3章)

・「大学への数学」関連書籍で有名な東京出版の名作の1つ。個人的に大数関連の中で一番の名著だと思います。

・基本手筋を199個まとめた第二章がとにかく素晴らしい。当サイトを読んでくださっている方なら感動するはず。

・難易度は普通〜やや難。教科書内容を理解した上で読むべし。第二章はそれぞれの手筋に難易度表記あり。
教科書を理解したての人→第一章,第二章の難易度低
ガッツリ受験対策したい人→第二章全部,第三章

・感覚的な理解,イメージを重視している。「なぜそう考えるのか」を追究している数少ない参考書。

内容の詳細

各章のタイトル:

第一章:計算力のチェック
第二章:手筋,常識,落とし穴
第三章:有名問題,典型問題の解明

・第一章:計算力のチェック $\cdots$ 基本的な極限,微分,積分の計算問題集。この章は第二章,第三章を読み進めるための準備です。本書の魅力は第二章と第三章にあります。

・第二章:手筋,常識,落とし穴 $\cdots$ 基本・発展事項が199個載っています。
極限の感覚的な理解,不等式評価の方法,グラフのイメージ,有名な曲線,積分テクニック,求積テクニックなどなどとにかく盛りだくさん。マクローリン展開,フーリエ展開についても軽く触れています。

1周読むだけでかなり実力がつきますが,ちょっとした時間に何度も何度も眺めるのにオススメです。僕は高校時代,この第二章を読み漁りました。微積分の知識はほぼこの本の第二章で身につけました。

・第三章:有名問題,典型問題の解明 $\cdots$ 有名な入試問題が64問載っています。微積分に関しては入試問題の大部分をカバーできます。中レベルの大学から京大,防衛大などの難関大学まで。

受験生全員にこの本の第二章に一度は目を通していただきたいです

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